ブログを書かなくなってからちょうど1年ぐらいですが、前みたいにバリバリやらずとも少しずつ更新していきたいと思います。
最近のゲームから失敗したものとよくできたもの。
まずはよくできた方から。
6手目でいきなり悪手を打ってしまうが、タクティクスが決まって大逆転。
6手目…...c6という手を打つということ自体はわかっていたが、順番を勘違い。意図としては、Bd3が来る前に、Bf4を打とうというものだったが、Qb3に気づいていなかった。
8手目…b7, d5の両方を守れないことは明らかなので、展開することにした。
10手目…Qxb2に対応しなければならないとも考えたが、Qxb2とした場合、...Rb8とRxb2で相手のセカンドランクに侵入することができる。したがって、展開を優先した。コンピューターは、11...c5という手を最善手としている。この手順で行くと、黒がポーン3つ差であるが圧倒的にinitiativeを握ることができるため、黒有利となるようだ。 ただ、その展開の優位を勝ちにまで結びつけることはできなかったとは思う。
16手目…相手の痛恨のミス。 fファイルが危ないことになっていることを考えれば、Nf3とすべきだった。
次は失敗ゲーム。 相手は初めてのタイトルホルダー(NM)。
上級プレイヤーやマスターレベルになると相手に駒を取らせるように仕向け、有利を得ようとするのが上手いですね。もちろん Tactics や Strategy の能力が高いですが。
返信削除フレンチディフェンスでは一般的に白マスビショップの交換は、白にとってキングサイドアタックに有効な駒を失うため、黒に都合がよくなり、黒マスビショップの交換はその逆で白に都合がよくなりますので、そのことを注意するだけでも少しは違ってくると思います。
このブログ初のコメントありがとうございます。
返信削除最近は、黒番でSicilian Kanを使うことが多いのですが、シシリアンからFrench Advanceに移行することがあります。(例:1.e4 c5 2.Nf3 e6 3.c3 d5 4.e5 Nc6 5.d4 )。ですので、フレンチの黒番を持つことがあるのですが(今日ありました)、黒番になってみると白マスビショップの持つプレッシャーが感じられました。 確かに黒を持つと、白マスビショップがキングサイドに対する攻撃の要だということがわかりますね。
そう考えると、この記事に記載した棋譜でも、7.Be2というのは自然に指すべき手なんでしょうね。